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たまたま彼女は、島に生まれた。
The Island Soul
蒼い空と海に抱かれた八重山の大地。まばゆい日差しと黄金色に輝く夏の落日。
深い感情を帯びた彼女の歌声は、沖縄の自然の美しさを伝え、また、時に哀しみを含んでいる。島の人々に今も愛され、八重山の郷土歌曲と呼ぶにふさわしい「山の子守唄」の作詞者であり、農民運動のリーダーだった故宮良高司を祖父にもつ、音楽とピュアネスの遺伝子。
清冽な輝きを放つ「心の星」は、彼女が島人(しまんちゅ)である前に、ひとりの希有歌い手であることを強く印象づける渾身のデビュー・アルバムとなった。
Back Copy : Yoske Kakegawa
コメント
八重山の唄心のDNAをきちんと受け継ぎ、それでいて上質なポップスの香りがほどよく、心地よい。そのほどよさが、彼女の魅力だと思います。
八重山民謡「月ぬ美しゃ」の歌詞で"月が"美しいのは十三夜と歌っていますが、まさしく彼女は十三夜だと思います。完璧なまん丸ではなく、少しかけた美しさ、その完璧なほどよさが、この時代必要なのではないでしょうか。
島袋優(BEGIN)
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